ケーキを買って、お勉強をする場所 「オクシタニアル」
大好きなパティスリー「オクシタニアル」の宝石のようなケーキ
左:ダッコワーズ、チョコレートクリームを配した「デュオ」
右:紅茶のムース、ビスキュイマカロン、カシスのジュレを配した「カシア」
デュオはおひとつ750円とかなりの
この日は、ケーキに仏語のレッスン付きでした。
デュオは、生地もクリームも驚くほどキメ細やかで、かつ濃厚。
750円の気品は只者じゃない(笑)
憎いほど軽やかなムースと、甘酸っぱく幸せなカシスのジュレ。
空になった皿を見て、一息に食べてしまったことにしばし呆然としました・・・。
お値段忘れちゃったけど、多分600円ぐらい。
お気に入りのラベンダーのマカロンを買いにちょくちょく訪れるオクシタニアル。
「マカロンふたっつちょ~うだい!」と、子どもが駄菓子を買いに行くように寄るお店。
(値段は駄菓子じゃないけど。でもマカロンはビッグサイズで200円だから◎)
私が仏語を習っているのを知っているマダムは、
「うちのシェフ(仏人)とぜひお話を~。シェフも日本語勉強中なんです♪」
なんて行くたびにシェフを呼んでくれようとします(もちろん必死に断る)。
ついでに超チャーミングで、
マ 「シェフは年齢もいいお年頃なんです。いかがですか?」なんて言う。
私 「へぇ、30歳ぐらい? いいかも♪」
なんて二人でクスクス。すると横で聞いていたスタッフの女の子が、
「あ、でもシェフには本命がいるんですぅ~・・・」と慌てて仲裁に入ったり(笑)
こんなやり取りがいつもものすごくハッピーな気持ちになる。
オクシタニアルを好きな理由のひとつは、この空気感。
この日、うっかり気を抜いた隙にマダムはシェフを呼び出して、初めてお話することになったのだけど、慌てて、「まだフランス語話せないです~」と言ったら、「“まだ” の “まだ” が抜けてるよ、はいもう一回~」だって。わはは。
どこの学校通ってるの? 場所は? 週に何回?ぐらいの会話なのに、ドギマギしちゃって口から出てくるのは完全におかしな言葉ばかり・・・。びっしり変な汗をかきました・・・。
「大丈夫、そうやって話すことが大切なんです」とニコニコ顔のマダム。
・・・・・・。次行くときは、カンペ用意だな。