参りました。
今日は、
鈴木麻起子さんの作品が
アウトレットセールに! 会場は埼玉県蕨市にある陶芸教室「風のアトリエ」にて。「どうしても行けない~っ」ってお友達が多かったので、写真をみせびらかいしちゃおう~っと!
さて問題。このカップはいったいいくらでしょう??
ぬぁんと! 手前の子たちはすべて1000円!! 信じられないでしょ。傷やゆがみ、その他ほんのちょっとの理由で正規商品としては出せないものたちは、見ても「これのどこに問題が?」というものもとても多い。今はもう作っていないからという理由で並んだものも多く、とてもお買い得でした。
2000円の棚。
3000円の棚。
トルコブルーの器はやはり人気で、OPENしてまもなく売り切れに……。
撫ぜたくなるような美しいラインのコンポート。
エロティックな丸み
慈しみのある緑
窓から差し込む光の変化に合わせ、器の表情がみるみる変っていきました。
爽快で初々しかった器たちは、日が落ちていくにつれ艶やかになり、秋の実りのように成熟していく。
ほら、すごくなまめかしいでしょう。
ピーちゃん、手作りカヌレをどうもありがとう~。ピーちゃんのお菓子にはいつも発狂してしまうわ。
ホレボレする穴あき加減。なぜこんなおいしいお菓子を作れるのかしら。
器は、使ってこそその魅力が最大限になりますね。作品の完成は、料理を盛ったときなんだなと改めて思いました。私はどんなに高価な器(といってもウン万円なんていう器は持っていませんが)も飾るだけ、というのはしない。傷つけてしまうかもしれないけれど、使って初めて「器」として輝いてくれると思うのです。
ピーちゃんの手作り抹茶ムース。ため息が出ちゃう。
あのときも、
このときも、そして今日も、ピーちゃんのお菓子はいつも人を幸せにするね。感激でした。どうもありがとう。とてもおいしかったです。
王道デザートカップ。いまの作品とは形が異なるけれど、わたしはこの形もすごく好きだなぁ。
「どっちが気になる??」
「こっち、かな♪」
ということでこの器は……えへへ。
18時をもって閉店。
テーブルや棚に並べられた200点以上の器たちは、多くの人の手に取られ、両手に包まれ、そして新聞紙に包まれて、次々に作り手の元を離れていきました。埼玉、東京、千葉、神奈川、そして遠方は博多までお嫁に行ったそう。棚に器を一列に並べて、そのなかから一つを選ぶのかと思いきや、「こっからここまで全部」と買われた方、素敵だったなぁ(笑)
「お客さんなんてなかなか来ないんだけど、お客さんが来たときにと思って~」とおっしゃっていたけれど、その気持ちよくわかります。わたしは旅行に行く予定がないのに、「旅行に持って行こう」ととシワにならないワンピースをいくつも買いますから。
ようこそ、我が家へ↑。
大大大興奮のアウトレットセールでした。
++
次の展示会は12月に森岡書店さんにて、クリエイター3人で行う共同企画とのこと。
針仕事職人さん、今日もお会いできて嬉しかったです。レーズンサンドLOVEなのです♪ ごちそうさまでした。makikoさん&yokoさんとの3人展、楽しみにしていますね!!
あの小さなプレートに、yokoちゃんがあんなことをして、職人さんがさらにあんなことをして・・・くぅ~っ、楽しみすぎる。年末よ、早く来い!