先日訪れた那須で、あたためたミルクのようにやさしい香りのする、素敵なベーグル屋さんを発見しました。「Bagel que-veau(ベーグル クー・ボー)」、2009年4月にOPEN。お店は生まれたてのほやほや。
そしてベーグルは、焼きたてのほやほや。
那須のインターを降りて、りんどう湖ファミリー牧場へ向かう途中に、なにやら心打たれる外観のお店を発見。食事した直後だったので、りんどう湖の帰りに寄ることにしたのですが、この判断に後々とても後悔しました。外観、素敵でしょ!
店内はもっと可愛いのです♪
(そしてお店の方が、そこに似合いすぎるほど愛らしい・・・)
イートインスペースもあります。
毎日10種類以上焼いているというベーグル。
伺った17時には9割以上のベーグルが売り切れ(泣)。GW明けで、しかも平日の別荘地なのにほとんど売り切れって・・・すごいなあ。
いちじくベーグルを食べたかったです(涙)。シナモンレーズンも食べたかった。ブルーベリーも、クランベリーも・・・野菜のベーグルもぜ~んぶ食べたかったよぅ。
ベーグルのラスク!? も、もちろん売り切れ(泣)。義妹と二人でしょんぼりしていたところ、「あと5分ぐらいでいくつか焼きあがりますよ」とうれしい知らせが! もちろん、待ちますとも。マックのポテトだって「待つから揚げてください」っていうぐらいなんですから、そんなの全然大丈夫。
「あんベーグル」と「さつまいものベーグル」
「チーズとウィンナー(だったかな)のベーグル」。写真に撮り忘れたけど、チョコレートのベーグルもありました。焼きたてのアツアツを「今すぐ食べます!」と買い込んで、すぐさまかじりつきました。
お、お、お、おいし~い!!!!
絶句。
実をいうと、女子の多くが「おいしい♪」というベーグル、わたしはそんなに好みじゃなくて自分ではほとんど買わない。モチモチというより、固めで噛みにくいという印象が強かったのです。
なのに、こちらのベーグルはふかふかで、言葉にすると本当に「モチっ」。しかもふわ~んと生地が伸びる。反して表面の生地は、歯を入れると「カリっ」と音がするほどよく焼けているんです。で、噛むほどに甘い。
断面写真をお見せししたいのですが、かぶりついたら止まりませんでした。残念! 撮る暇が(というか余裕が)なかった。チョコレートベーグルは、チョコレートがホースの中を流れる水のように生地の中央に入っていて、そのたっぷりな量は、比にすると、えっと、チョコ:生地=4:6と言ってもいいほどのチョコっぷり。あ~ん、思い出しただけでも、いまからハンドル握って那須に向かってしまいそう。夜中に突然ラーメン食べに行くときと似ているわ。
大きな窓を配したテーブル席。今回はテイクアウトしましたがこの席で食べるのも気持ちがよさそう。
子供用のテーブルセットもあって、小さな子どもがちんまり座ってベーグルにかじりついている姿を想像したら・・・「誘拐しちゃおかな」と思うに違いない(ダメじゃん)。
とにかく、居心地がいいのです。聞けばお店自体も手作りなのだとか。
唸るベーグルの作り手は、同時に空間造りの名手でもありました。
この中で至福のベーグルが焼かれているのですね。そこに、住めませんか?
那須のお気に入り、
ペンション「SARA」や、
ぞっこんの「モンキーパーク」に加え、またまたお気に入りが増えました。う~ん、嬉しい~!!!!
素敵なお店に出合うって、シアワセ。
美味しいものを食べるって、幸福。
誰かに教えたくてウズウズするって、なんだかとてもHAPPYだ!